一番短い、一番分かりやすい、オバマ大統領の演説の要約です。

コンテンツ・ビジネス塾「オバマ大統領」(2009-04) 1/27 塾長・大沢達男
1)1週間分の日経、ビジネスアイとFTが、3分間で読めます。2)営業での話題に困りません。3)あすの仕事につながるヒントがあります。4)毎週ひとつのキーワードで、知らず知らず実力がつきます。5)ご意見とご質問を歓迎します。

1、オバマ大統領就任演説
(0、オープニング)
国民のみなさん。
私は44人目のアメリカの大統領です。
これまでの大統領は、祖先の理想、建国の精神で、かずかずの危機を乗り切ってきました。
現在私たちは、危機のまっただ中います。
戦争、経済、国内問題・・・そして私たちの自信の喪失もあります。
これらの問題を乗りこえるために、今日ここに集まりました。
私たちは神から約束された平等、自由、幸せを、自分たちの力で勝ち取ってきました。
それは、名もない男女によって成し遂げられてきました。
これが、アメリカの旅です。
そしていま、私たちはアメリカの再生のために、立ち上がらなければならないのです。

(主張1、国内の問題)
やるべきとはたくさんあります。
大きな政府か、小さな政府か、ではありません。政府が機能しているかです。
市場がいいとか、悪いとかではありません。コントロールが必要なのです。
経済の成功とは、国内総生産GDP)の大きさではありません。
みんなが豊かになることで、みんなに機会を与えることです。
(主張2、世界の平和)
アメリカ建国の父たちは、危機に直面し、法の支配と人の権利を、宣言しました。
それはいまでも理想として、世界を照らしています。
イラクアフガニスタン核兵器地球温暖化・・・。
アメリカは新しい平和の時代をリードします。
(主張3、責任の時代)
イスラム世界、貧しい国々の問題があります。
私たちには、いまこのときも外国でパトロールしている勇敢な仲間がいます。
アーリントンには、英雄たちが眠っています。
私たちは彼らのような、奉仕の精神を大切にします。
アメリカの未来を決めるのは、政府ではなく、国民の心です。
それは、親切心であり、無私の精神であり、また消防士に勇気であり、親の愛情です。
誠実や勤勉、勇気、公正、寛容、好奇心、忠誠心、愛国心・・・。
そしていま、新しい責任の時代がやってきています。

(5、エンディング)
アメリカ誕生の年。
私たちの祖先は、未来の私たちに語られるようになるために、行動しました。
真冬の中、国のあちこちで、みんなが力を合わせて立ち上がり、敵と戦ったのです。
私たちも立ち上がろうではありませんか。
子どもたちのまたその子どもたちが、話してくれるようにです。
彼らは、苦しいときに旅を、終わらせようとしなかった。
神がくれた自由という贈り物を、未来に届けるために、立ち上がった。
そう話されるようになるためにです。
ありがとう。