2017-01-01から1年間の記事一覧

やっぱり気になる、坂本龍一。

クリエーティブ・ビジネス塾51「坂本龍一」(2017.12.18)塾長・大沢達男やっぱり気になる、坂本龍一。1、訂正 2017.5.1のクリエーティブ・ビジネス塾18「音楽」で、とんでもない間違いをしてしまいました。お詫びして訂正しています。間違いは以下の部分です…

アベノミクスは評価すべきです。

クリエーティブ・ビジネス塾50「アベノミクス」(2017.12.11)塾長・大沢達男アベノミクスを評価すべき、そしてアベノミクスの第2ステージに望まれること。1、デール・ジョルゲンソン ハバード大学教授(日経11/30) まず首相と内閣府に呼ばれ、政策が採用され…

拝啓 コペル君

クリエーティブ・ビジネス塾49「コペル君」(2017.12.4)塾長・大沢達男拝啓 コペル君1937年のコペル君に、80年後の2017年の僕からお手紙をします。 僕は広告代理店にクリエーターとして仕事をし、いまはフリーの物書きとして生活しています。 広告クリエ…

誰も知らない本当のエスビス

クリエーティブ・ビジネス塾48「Elvis①」(2017.11.27)塾長・大沢達男「Elvis, Evils or Lives?」1、誰も知らない本当のエルビス エルビスプレスリー(Elvis Presley 1935.1.8~1977.8.16) は、「キング・オブ・ロックンロール」、「キング」で、「世界で最も…

ノーベル賞受賞、最新の行動経済学とは何か?

クリエーティブ・ビジネス塾47「行動経済学」(2017.11.20)塾長・大沢達男「ノーベル賞受賞、最新の行動経済学とは何か?」1、正統派経済学 2017年のノーベル経済学賞は行動経済学の米シカゴ大学リチャード・セイラー教授(1945~)が受賞しました。行動経済学…

ソフィア・コッポラの『椿姫』にブラボー!

クリエーティブ・ビジネス塾46「椿姫」(2017.11.13)塾長・大沢達男「ソフィア・コッポラの『椿姫』にブラボー!」1、第1幕(ヴィオレッタ家のサロン) オペラ『椿姫』の原題は”La Traviata"(道を踏み外した女)です。なぜそうなのか。ジュゼッペ・ヴェルディ…

目覚めよ!日本。

クリエーティブ・ビジネス塾45「目覚めよ日本」(2017.11.6)塾長・大沢達男「目覚めよ!日本。」甘い気持ちで、『いい加減に目を覚まさんかい、日本人!』(百田尚樹、ケント・ギルバート 詳伝社)を読みました。そしてほっぺたをひっぱたかれました。提示さ…

AIじゃ物足りない、やっぱりAIBOだ。

クリエーティブ・ビジネス塾44「新型AIBO」(2017.10.30)塾長・大沢達男「AIじゃ物足りない、やっぱりAIBOだ。」1、ソニー シャープ、東芝、そして神戸製鋼、日産・・・次はどこでしょうか。ものづくりで世界をリードしてきた日本の産業界に暗いニュースばか…

北朝鮮は核もミサイルも持つ。じゃあ、どうするか

クリエーティブ・ビジネス塾43「金王朝」(2017.10.23)塾長・大沢達男「北朝鮮は核もミサイルも持つ。じゃあ、どうするか」1、八方ふさがり 北朝鮮は7月4日と7月28日に、ICBM級の「火星14型」のミサイルを発射しました。9月3日には6回目核実験をしました。従…

『アナログ』は素晴らしい。たけちゃんの勝ちです。

クリエーティブ・ビジネス塾42「ビートたけし」(2017.10.16)塾長・大沢達男「『アナログ』は素晴らしい。たけちゃんの勝ちです。」1、たけちゃん 漫才、タレント、俳優、監督、小説、絵画・・・表現のあらゆるジャンルで天才の実績を残している東京の下町生…

「別れた男への美学を持つ、岸恵子さんにあこがれます」

クリエーティブ・ビジネス塾41「岸恵子」(2017.10.9)塾長・大沢達男「別れた男への美学を持つ、岸恵子さんにあこがれます」1、岸恵子 岸恵子さんをご存知ですか。岸恵子さんは日本を代表する女優さんで、小説家です。才能がある人は困ったものです。小説は所…

団塊の世代は、『九条教』に洗脳されている

クリエーティブ・ビジネス塾39「戦争と平和」(2017.9.25)塾長・大沢達男「団塊の世代は『九条教』に洗脳されている」1、洗脳 <戦後70年にわたって、朝日新聞をはじめとする大メディア、そして日教組、さらに市民運動家、進歩的文化人と呼ばれる人たち(実は…

リシャール・ミルを誰が買うのか?

クリエーティブ・ビジネス塾38「リシャール・ミル」(2017.9.18)塾長・大沢達男「リシャール・ミルを誰が買うのか?」1、宮里優作 2017年5月のことです。日本の男子ゴルフツアーの「中日クラウンズ」で宮里優作選手が優勝しました。翌日、日経に全ページの広…

どこが?だれが?EVの覇者になるのか?

クリエーティブ・ビジネス塾37「EV②」(2017.9.11)塾長・大沢達男「どこが?だれが?EVの覇者になるのか?」1、テスラ 7月28日に米テスラが新しいEV「モデル3」の販売を始めました。 価格は3万5000ドル(約388万円)から。高級車を手掛けてきたテスラにとって…

EV(電気自動車)は地球環境を改善するか?

クリエーティブ・ビジネス塾36「EV①」(2017.9.4)塾長・大沢達男「EV(電気自動車)は地球環境を改善するか?」1、エンジンの時代の終わり ガソリンエンジンによる自動車の歴史は、1885年のダイムラーとベンツの自動車の発明から始まります。 その後自動車は…

荒木経惟への手紙

クリエーティブ・ビジネス塾35「荒木経惟②」(2017.8.28)塾長・大沢達男「荒木経惟への手紙②」荒木さん、オペラシティの写真展だけで、ぼくは満足しました。 そしてどうせ、恵比寿(写真美術館)に行っても、同じことだろうと思い、行くのをためらっていまし…

荒木経惟への手紙

クリエーティブ・ビジネス塾34「荒木経惟」(2017.8.21)塾長・大沢達男「荒木経惟への手紙」荒木さん、いや荒木先輩、ごぶさたしています。 電通の後輩、大沢達男です。多分数年の後輩です(第1宣伝技術局=現在のクリエーティブ局)。 と言っても、覚えてい…

映画『十年』を作った香港の映画監督は、消されるのか?

クリエーティブ・ビジネス塾33「香港」(2017.8.14)塾長・大沢達男「映画『十年』を作った香港の映画監督は、消されるのか?」1、『十年』 居眠りをしながら、スクリーンを見ていました。やがて、次第に目を覚まさざるを、得なくなりました。そして最後には…

天皇は日本の伝統です。ぼくたちは日本の歴史と伝統を大切にします

クリエーティブ・ビジネス塾32「天皇退位」(2017.8.7)塾長・大沢達男「天皇は日本の伝統です。ぼくたちは日本の歴史と伝統を大切にします」1、上皇 平成は30年で終わります。平成の天皇は退位され、皇太子徳仁親王が、天皇に即位されます。天皇退位特例法が…

『カラマーゾフの兄弟』の嫌い!と、好き!

クリエーティブ・ビジネス塾31「ドストエフスキー④」(2017.7.31)塾長・大沢達男「『カラマーゾフの兄弟』の嫌い!と、好き!」1、嫌い 文豪の作品についてあれこれ言うのは気が引けますが、好きや嫌いは言ってもいいでしょう。 まずミーチャ(カラマーゾフ家…

「世界同時のサイバー攻撃をしたのは、北朝鮮なのか?」

クリエーティブ・ビジネス塾30「ランサムウエア」(2017.7.24)塾長・大沢達男「世界同時のサイバー攻撃をしたのは、北朝鮮なのか?」1、ランサムウエア 2017年5月12日(金)に世界は過去最大規模のサイバー攻撃を受けました。攻撃を受けたのは米マイクロソフ…

「フレイル(Frailty)とは、何か?」

クリエーティブ・ビジネス塾29「フレイル」(2017.7.17)塾長・大沢達男「フレイル(Frailty)とは、何か?」1、フレイル フレイル(Frailty=虚弱、衰弱)とは、加齢の伴って不可逆的に老い衰えた状態のことです。高齢者の問題を議論するとき、「虚弱」や「衰弱…

「GHQが書いた『太平洋戦争史』を読む」

クリエーティブ・ビジネス塾28「太平洋戦争史」(2017.7.10)塾長・大沢達男「GHQが書いた『太平洋戦争史』を読む」1、太平洋戦争 あなたは先の戦争をなんと呼んでいますか。日本が戦ったのは「大東亜戦争」です。にも拘らず、新聞は「太平洋戦争」としか書き…

「ドストエフスキーから、何を盗むか。」

クリエーティブ・ビジネス塾27「ドストエフスキー③」(2017.7.3)塾長・大沢達男「ドストエフスキーから、何を盗むか。」1、リアリティ 小説にリアリティを持たせるため、ときどき語り手のである作者が登場します。そうしてこのエピソードが、あたかも実際にあ…

「黒澤明に悔いが残った、映画『わが青春に悔いなし』」

クリエーティブ・ビジネス塾26「わが青春に悔いなし」(2017.6.26)塾長・大沢達男「黒澤明に悔いが残った、映画『わが青春に悔いなし』」1、検閲された日本映画 平和と民主主義の日本は偽りに満ちています。映画『わが青春に悔いなし』(1946年 黒澤明監督 東…

「神はいるか?いないのか?」

クリエーティブ・ビジネス塾25「カラマーゾフの兄弟②」(2017.6.19)塾長・大沢達男「神はいるか?いないか?」1、イワン・フョードルビッチ・カラマーゾフ イワンはフョードルの次男、つまりアリョーシャ(アレクセイ・フョードルビッチ・カラマーゾフ)の兄…

なぜ?ドストエフスキーは小説の神さまなのか?

クリエーティブ・ビジネス塾24「カラマーゾフの兄弟①」(2017.6.12)塾長・大沢達男「なぜ?ドストエフスキーは小説の神さまなのか?」1、神 カラマーゾフの兄弟の父フョードルが息子のイワンとアリョーシャに訊きます。 フョードル「(前略)神さまはいるのか…

「米映画の未来は、デミアン・チャゼルが作るのか」

クリエーティブ・ビジネス塾23「ララランド」(2017.6.5)塾長・大沢達男「米映画の未来は、デミアン・チャゼルが作るのか」1、ソフィア・コッポラ 1970年代から今日まで、米映画は3大映画監督にけん引されてきました。 『ゴッドファーザー』のフランシス・フ…

「ギンザシックスでモノは売れるのか」

クリエーティブ・ビジネス塾22「銀座」(2017.5.29)塾長・大沢達男「ギンザシックスでモノは売れるのか」1、GINZA SIX 銀座6丁目にギンザシックスが4月20日に開店してから、1ヶ月以上立ちます。 オープンの日は、来店客と入店待ちを合わせて5500人になり、建…

「村上春樹がダメというヘミングェイが、いいと思う僕がダメなのか?

クリエーティブ・ビジネス塾21「老人と海」(2017.5.22)塾長・大沢達男「村上春樹がダメというヘミングェイが、いいと思う僕がダメなのか?」1、村上春樹 「戦後になって、ヘミングウェイの文学的評価が徐々に低下する(あるいはその課題評価が是正される)一…