目覚めよ!日本。

クリエーティブ・ビジネス塾45「目覚めよ日本」(2017.11.6)塾長・大沢達男

「目覚めよ!日本。」

甘い気持ちで、『いい加減に目を覚まさんかい、日本人!』(百田尚樹ケント・ギルバート 詳伝社)を読みました。そしてほっぺたをひっぱたかれました。提示される歴史的な事実が豊富です。私たちはまだまだ無知。自虐史観教育に犯されています。驚きがあります。だから説得力があります。しかしここからがむずかしい。日本人は民族として目覚めなければならない。しかし国体教育、皇室伝統の主張では、若者たちを惹き付けることができないからです。

1、ポリティカル・コレクトネス(p.47~49)
略して「ポリコレ」。白人以外の人種や、キリスト教徒以外の人、あるいは同性愛者など「マイノリティー(少数派)」とされる人を保護するのは正しいという考え方。現在では「ポリコレ」が行きすぎ、白人の表現の自由言論の自由を奪っている。リベラルはポリコレで「被害者ビジネス」を展開している。トランプ大統領は脱ポリコレに挑戦している。
2、日韓併合(p.94~96)
日韓併合時の朝鮮人の文盲率は90%を超えていた。日本は日韓併合後に朝鮮半島に学校を作り、ハングルを小学校の必須科目にし、教育を施す。日本は朝鮮半島で約5000校の学校を作る。日韓併合は1910年から45年、とすると、年間150校、2日に1校、日本は朝鮮半島で学校を作っていたことになる。
3、駅前のパチンコ店(p.116~117)
東京大空襲で東京は焼け野原になり土地の所有者が曖昧になる。そのとき在日朝鮮人戦勝国民を名乗り「ここは俺の土地だ」と占拠する。現在、駅前の一等地にパチンコ店があるのは、この歴史的背景がある。
4、在日コリアン通名=つうめい(p.118~120)
在日コリアンが犯罪を犯しても、「金(きむ)」、「朴(ぱく)」ではなく、日本人と変わらぬ通名で報道される(ただし産経新聞以外)。犯人が在日コリアンだとわからない。さらに在日コリアンには、一度逮捕されるでも釈放後に通名を変えて別人になれる「特権」がある。テレビで日本の悪口を言う在日コリアン民進党には在日コリアンが多い。
5、創氏改名=そうしかいめいの実態(p.121~122)
在日コリアンは、日韓併合時代に名前を奪われたと主張するが、実態は逆。李氏朝鮮時代の下層民は姓がなかった。日韓併合後は日本は戸籍を作り、朝鮮人に好きな名前を名乗らせた。その結果8割が日本名を届けた。
6、黒孩子=へイハイツ(p.151~153)
いわゆる「闇っ子(やみっこ)」。中国には一人っ子政策のために誕生した無国籍者がいる。公式発表で1300万人。実際は数千万人から1億人、2億人という説もある。戸籍がないから義務教育を受けられない、結婚できない、奴隷労働しかできない。ところが2015年、中国国務院は無国籍者に国籍を与えると発表。パスポートを発給し海外に送り出す。移住先はアフリカ。やがては日本も。中国は北海道から尖閣諸島まで日本の領土を狙っている。
7、尖閣諸島(P.153~154)
尖閣諸島をめぐって中国と日本が戦うことになったらどうなるか。トランプ大統領は”We stand behind you."、「後方支援をしてやるよ」。ジェームス・マティス国防長官は”We stand beside you."、「一緒に行動しましょう」。しかし誰も”We stand before you."とは言っていない。「すみません。日本には憲法9条があるから戦えません。アメリカさん戦ってください」。そんなことで米軍が戦うわけがない。
8、10億人民元のビリオネア=170億円(p.166~167)
中国の全国人民代表大会にはビリオネアがわんさかいる。米国でいちばん資産が多い議員はモンタナ州グレッグ・ジアンフォルテ下院議員で3億1千万ドル(約346億円)、1億ドル以上は他に2人。それが中国にはゴロゴロいる。勝ち組と奴隷のような負け組。中国は人類史上最悪の腐敗国家である。
9、朝日新聞(p.198~203)
まず慰安婦問題。1982年に故・吉田清治の韓国・済州島で強制連行したという作り話を記事にした。それまで韓国が慰安婦に言及したことは一度もなかった。朝日が存在しなかった問題を取り上げて、二国の関係をおかしくした。つぎに靖国神社参拝。終戦から40年間歴代首相が59回参拝して、中国からの抗議は一切なし。それを朝日が1989年に「特集・靖国問題アジア諸国の目」で首相の靖国参拝を批判するキャンペーンを展開。その後から中国が首相の靖国参拝に反対するようになる。そして「南京事件」。1971年朝日の記者本田勝一が「中国の旅」で、「中国人を大虐殺」というフィクションの「南京事件」を書く。中国がそれを政治的に利用し、国際問題に発展する。
10、WGIP=War Guilt Information Program=自虐史観教育(p.241,258,272,273,276)
GHQは日本人に自虐史観を植え付け、日教組は子供たちに贖罪意識を教えた。「日本人はどれだけひどいことをしてきたか」、「日本人でいることがはずかしい」、「ぼくのお爺さんはこのようなことをしてきたのか」。洗脳はどんどん深くなっている。「靖国にはA級戦犯が祀ってあるから駄目だ」の日本人がいっぱいいる。ところが1952年サンフランシスコ講和条約締結後に日本人は「戦犯」の赦免運動を行っている。当時の日弁連(日本弁護士連合会)も賛同し、その結果4000万人の署名を集めている。日本人はGHQによって戦犯がでっち上げられたことを知っていた。