2017-01-01から1年間の記事一覧
クリエーティブ・ビジネス塾20「皇室」(2017.5.15)塾長・大沢達男「天皇陛下は、来年(2018年)に退位され、『平成』は終わります」1、退位 「次第に進む身体の衰えを考慮する時、これまでのように全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが難しくなる…
クリエーティブ・ビジネス塾19「ロング・グッドバイ」(2017.5.8)塾長・大沢達男「『ロング・グッドバイ』が、最高の小説だろうか?」1、億万長者 『ロング・グッドバイ』(レイモンド・チャンドラー 村上春樹訳 早川書房)は、きっと大人のディズニーランド…
クリエーティブ・ビジネス塾18「音楽」(2017.5.1)塾長・大沢達男「坂本龍一が人生の音楽になるだろうか?」1、坂本龍一 坂本は僕より10年近く年下ですが、僕たちの近所の、僕たちの時代のヒーローです。 坂本は都立新宿高校出身、僕はお隣の都立青山高校出身…
クリエーティブ・ビジネス塾17「グルメ」(2017.4.24)塾長・大沢達男「自分の味覚に磨きをかける、それが生きるということ。」1、アペリティフ(食前酒) ウイスキーの「水割り」は、日本人独特のもので、さらには「ハイボール」も水割り文化とあまり変わらな…
クリエーティブ・ビジネス塾16「ファッション」(2017.4.17)塾長・大沢達男「ファッションのテーマは、アンビギュィティ(Ambiguity=性のゆらぎ)です」1、パリコレクション ファッションデザイナーは年に2度新作を発表します。「コレクション」とは、新作発表…
クリエーティブ・ビジネス塾15「自動運転」(2017.4.10)塾長・大沢達男「自動運転で愛は死ぬ?」1、自動車の自由と自動運転車の不自由。 自動車(Car, Automobile)は、ダイムラーとベンツにより1885年に発明されました。その発明は米国に伝わり、1908年のT型…
クリエーティブ・ビジネス塾14「グレートギャツビー」(2017.4.3)塾長・大沢達男「なぜ、『グレート・ギャツビー』なのか。なぜ、村上春樹がそれを言うのか」1、フィッツジェラルド なぜ、スコット・フィッツジェラルド(Scott Fitzgerald 1896~1940)なのか。…
クリエーティブ・ビジネス塾13「働き方改革」(2017.3.27)塾長・大沢達男「『ガイジン』はやめよう。外国人材なくして、日本の未来はない」1、照の富士 大相撲3月場所での横綱稀勢の里の奇跡的な逆転優勝に日本中が沸き返りました。しかし、日本人横綱初優勝…
クリエーティブ・ビジネス塾12「中野量太」(2017.3.20)塾長・大沢達男「階書の映画で、日本を大きく変える可能性がある、中野量太監督」1、『湯を沸かすほどに熱い愛』 ドキドキのバイオレンスシーンはない、激しいセックスの見せ場もない、、ましてCGを使っ…
クリエーティブ・ビジネス塾11「船村徹」(2017.3.13)塾長・大沢達男「美空ひばりの天才をいちばん知っていた作曲家、船村徹」1、唯一の天才 作曲家・船村徹による美空ひばりの天才発見の証言は衝撃的です。 「歌手が作家の意図を超えて歌う、つまり楽曲を作…
クリエーティブ・ビジネス塾10「村上春樹」(2017.3.6)塾長・大沢達男「図抜けた才能、しかし共感できない村上春樹。」1、グローバルスタンダード 村上春樹の新作長編小説『騎士団長殺し』を楽しみました。村上の作品は、日本市場より海外市場で売れています…
クリエーティブ・ビジネス塾9「沢木耕太郎」(2017.2.28)塾長・大沢達男「素直と正直の才能、沢木耕太郎。」1、同時代 沢木耕太郎は1947年、僕は1943年生まれ。沢木は都立南高校、横浜国立大学経済学部卒。僕は都立青山高校、横浜市立大学商学部卒。似ていま…
クリエーティブ・ビジネス塾8「伊集院静」(2017.2.21)塾長・大沢達男追いつけないライバル、伊集院静。1、同業者 伊集院静さんが、直木賞をもらったのは1992年ですから、それよりずっと以前のことです。 あるCMの演出家が、難しい漢字が連なるラブレターを書…
クリエーティブ・ビジネス塾7「プラスサイズモデル」(2017.2.14)塾長・大沢達男クリエイティブな仕事をするための、体型とファッション。1、プラスサイズモデル ニューヨーク・マンハッタンの最大の観光スポット、タイムズスクエアの巨大な電子看板に映し出…
クリエーティブ・ビジネス塾6「トランプ大統領就任演説」(2017.2.7)塾長・大沢達男トランプ大統領はゴルフだけじゃない。スピーチでも泣かせる。 (日本のエリートは、下品、自己中、アメリカの終わりの始まり、とバカにするが・・・。)1、Politicians pro…
クリエーティブ・ビジネス塾5「AI(2)」(2017.1.23)塾長・大沢達男「眼(め)」を持つことで、ロボットは爆発的に進化する。1、カンブリア爆発 今から約5億4300年前、地球上に多くの生物が突然現れました。「カンブリア爆発」です。なぜ爆発的に生物が増えた…
クリエーティブ・ビジネス塾4「認知症」(2017.1.23)塾長・大沢達男ボクの認知症、それより怖い世の中の認知症。1、認知症 「認知症」という言葉はわかりにくい。わずか10年ほど前に、用語の変更が、厚生労働省によってなされたからです。認知症とは、かつて…
クリエーティブ・ビジネス塾3「溝口賢二」(2017.1.16)塾長・大沢達男映画とは何か。その答は溝口健二にある。1、ミゾグチ フランスの映画監督ジャン・リュック・ゴダール(1930~)が、<好きな監督の3人はだれか?>のアンケートに「ミゾグチ!、ミゾグチ!!…
クリエーティブ・ビジネス塾2「占領政策」(2017.1.9)塾長・大沢達男占領政策での米国の日本への偏見の原点には、『菊と刀』がある。1、戦時情報局 米国はなぜ、東京大空襲や、広島、長崎への原爆投下のような、非人道的な皆殺し作戦を日本に対してしたのでし…
クリエーティブ・ビジネス塾1「元旦社説」(2017.1.1)塾長・大沢達男トランプ批判はもう聞き飽きた。 トランプ政権との付き合い方を、提案できないジャーナリズムは、混迷している。1、朝日新聞 日本でも世界でもポピュリズムが民主主義の危機をもたらしてい…
クリエーティブ・ビジネス塾53「服部克久」(2016.12.15)塾長・大沢達男「服部l克久、音楽界のサラブレッド」1、盗作 日本を代表する作曲家が、盗作されたと同業の作曲家によって告発される、前代未聞の裁判がありました。1998年(平成10年)のことです。告発…
クリエーティブ・ビジネス塾52「AI(人工知能)」(2016.12.7)塾長・大沢達男「AI(人工知能)に負けてたまるか」1、シンギュラリティ 1956年、ジョン・マッカーシー博士(米)により、「AI(人工知能)」という言葉が生まれました。機械が、人に似た判断や学…
クリエーティブ・ビジネス塾51「ヘアドネーション」(2016.11.28)塾長・大沢達男「ヘアドネーション、だったら誰でも出来るね」1、ヘアドネーション きっかけは、ガンで闘病中のフリーアナウンサー小林麻央さんのブログだったと、いいます。 「髪の毛を寄付す…
クリエーティブ・ビジネス塾50「残業の電通」(2016.11.21)塾長・大沢達男「創る仕事に終わりはない。それは長時間労働なのだろうか。」1、自殺 東大文学部を卒業したばかりの女子新入社員(24)が、投身自殺をしました。昨年12月のことです。彼女が死ぬ前の…